虹の松原は、佐賀県北部に位置する唐津湾沿いの松原で、約4.5kmにわたって広がります。この松原には約100万本ものクロマツが群生しており、三保の松原や気比の松原とともに日本三大松原のひとつに数えられています。

 

虹の松原の歴史は約400年前にさかのぼります。唐津藩初代藩主の寺沢志摩守広高が防風・防潮林としてこの地に植林を始めたことが始まりです。海風の影響で松の樹枝が屈曲し、黒松が青い海と白い砂浜に沿って虹のような弧を描く様子が美しく、「虹の松原」と呼ばれるようになりました。

 

明治維新以降は国有林に編入され、現在は佐賀森林管理署が管理を行っています。ほぼ全域が保安林に指定されており、伐採は制限されています。虹の松原は昔から地域の生活を支える林として重要視されてきましたが、現在では唐津のシンボルとして観光地や憩いの場として親しまれています。

私たちと佐賀の未来を共に築き、持続可能な社会を実現しましょう。

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