昇開橋(しょうかいきょう)

歴史・文化観光・体験

昇開橋(しょうかいきょう)は、大型船舶の通行時に全体を上昇させて通路を開く可動橋の一種です。

 

有明海の潮の干満の影響を受けやすい地域では、通常の橋では大型船の通行に支障が出るため、船が通過する際に橋の一部を上昇させて航行可能な通路を確保する仕組みが採用されています。

 

筑後川昇開橋は九州一の大河である筑後川に架かる世界でも有数の昇開式可動橋であり、現存する昇開式可動橋としては最古のものです。全長約507m、高さ30mの2つの鉄塔に挟まれた中央部が約23mの高さまで上昇し、大型船の航行を可能にしています。

 

この橋はかつて日本国有鉄道(国鉄)佐賀線に存在し、福岡県大川市と佐賀県佐賀市諸富町を結んでいました。現在は歩道橋として活用されており、重要文化財および機械遺産に指定されています。

 

昇開橋

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