七ツ釜は「屋形石の七ツ釜」(やかたいしのななつがま)として、1925年に国の天然記念物に指定されている景勝地です。
玄海国定公園内にあり、玄武岩が玄界灘の荒波に浸食されてできた7つの洞くつがあります。穴の奥行きは最大110メートル。大きな間口になると3メートルにもなります。
観光遊覧船が運行していて、波の状況次第で洞くつの中に入ることができます。
昔、神功皇后が朝鮮出兵した際に、この岬に戦勝祈念の土器を残したという伝説があり、神功皇后を祀る「土器崎神社」(かわらけさきじんじゃ)が鎮座しています。
また、七ツ釜の上にある展望台からは玄界灘の景色を見ることができ、また、七ツ釜近辺はフィッシングポイントでもあります。