牛津町会館

地域歴史・文化

田中丸善蔵の旧邸宅は、国の登録有形文化財に指定された歴史的建造物です。この建物は、玉屋デパートの創業者であり、長崎街道の宿駅牛津で活躍した代表的な豪商、二代目田中丸善蔵が明治末期から大正初期にかけて建てた本宅とされています。
邸宅は繊細な数寄屋風の和風建築で、木造ならではの温もりを感じさせる造りが特徴的です。建物は南棟と北棟の2つに分かれており、これらが畳廊下でつながっています。また、邸宅には趣のある庭園が併設されており、四季折々の自然美を楽しむことができます。
この旧邸宅は、隣接する牛津赤れんが館とともに、かつて「九州の浪速」とも称された商人の町・牛津を象徴する文化的遺産です。商都として栄えた時代の面影を今に伝える貴重な存在と言えるでしょう。
現在、この建物は町会館として活用されており、地域住民が様々な活動を行う場として親しまれています。


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